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WHAT ARTIST INTERVIEW
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WHAT MUSEUMで開催した展覧会出展作家の方々の作品制作背景や、コンセプトに迫るインタビュー映像。
第46回は、T2 Collection「Collecting? Connecting?」展の出展アーティストである顧剣亨氏へのインタビュー映像をお届けします。
企画・制作: WHAT MUSEUM
インタビュアー/編集・構成:中橋アレキサンダー
撮影:西野正将
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【顧剣亨/プロフィール】
1994年、京都府に生まれ、上海で育つ。
京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)現代美術・写真コース卒業。
大学在学中にフランス・アルル国立高等写真美術学校へ留学。
世界各地を移動することで身体に蓄積される様々な風景やイメージの情報を、「写真」という装置を拡張的に用いることで、
変換・再構成して作品化するという、独自の表現方法を探究している。
大学卒業の年、京都国際写真祭KYOTOGRAPHIE2018において、KG+Awardグランプリを受賞。
2023年に金沢21世紀美術館で開かれた個展では、「デジタルウィービング」と名付けられた複数の写真をピクセルごとに編み込む独自の手法を用い、
高さ5メートル、幅9メートルという大型の写真作品を展示し注目を集めた。
【略歴】
1994 京都府生まれ
2018 京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)現代美術・写真コース卒業
【主な個展】
2018 「Utopia」 京都造形藝術大学卒業制作展(京都)
「Utopia」(京都国際写真祭 KYOTOGRAPHIE) 元・京都市立淳風小学校(京都)
「Wu-Mai」ワコールスタディホール京都(京都)
「Utopia」Gallery Water(東京)
2019 「Inbetweening」サンワカンパニー東京ショールーム(東京)
「15972 sampling」Sfera(京都)
2021 「A PART OF THERE IS HERE」YUKIKOMIZUTANI GALLERY(東京)
「Asymptotic Harbor」岩倉AA(京都)
2022 「I saw as I saw」千丸屋本店(京都)
2023 「アペルト18:顧剣亨 陰/残像」金沢21世紀美術館(石川)
2024 「Dimensions Unseen」ユミコチバアソシエイツ, 東京
【主なグループ展】
2014 「Hi, my name is...」食堂ルインズ(京都)
2015 「Uryuyama?」京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ(京都)
2016 「Kyoto Survey Project」ABSship(京都)
「Artotheque Selection」D&Department(京都)
2017 「Open House」青春画廊(京都)
2018 「Utopia_i」アートアワードトーキョー丸の内(東京)
2019 「Today is」ソニースクエア渋谷プロジェクト(東京)
2020 「2020061620200726」六本木蔦屋書店(東京)
「有楽町アートサイトプロジェクト」有楽町国際ビル(東京)
「ENCOUNTERS」ANB Tokyo(東京)
2021 「Collision point on the dimensions」The 5th Floor(東京)
「constellation #02」rin art association(群馬)
【主な受賞歴】
2018 京都造形芸術大学卒業制作展 学長賞
京都国際写真祭 KYOTOGRAPHIE KG+Award グランプリ
アートアワードトーキョー丸の内 小山登美夫賞
2019 sanwacompany Art Award / Art in the house グランプリ
Web: www.kenryougu.com/
Instagram: @kenryou_gu
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【T2 Collection「Collecting? Connecting?」展について】
T2 Collection(ティーツーコレクション)は、株式会社ブレインパッドの共同創業者であり、
ビッグデータ・AI領域で活躍する高橋隆史氏が、約6年前から収集してきた現代アートのコレクションです。
本展では、高橋氏がコレクターとして歩みはじめて最初に購入したベルナール・フリズの作品をはじめ、
宮島達男、名和晃平、和田礼治郎など、近年惹かれているコンセプチュアルな作品を中心に約35点を紹介します。
現代を生きる作家が社会や芸術、文化、政治などのテーマを取り上げながら自身のメッセージを多様な形で表現していることが特徴でもある現代アート。
同じ時代を生きている私たちが作品と向き合うことで、自分自身との繋がりや新たな視点を発見することができます。
高橋氏もコンセプトやビジョンを世界に問うという点で、作家と起業家に共通する側面を見出し、コレクションを始めました。
特に作家が新たな挑戦として制作した作品や、若手作家による作品のコレクションに力を入れています。
コレクションしていく中で、作家・コレクター・アート関係者とのコミュニティが生まれ、作品を集めることだけでなく、
さまざまな人や価値観、思考とコネクトすることが喜びだと感じています。
そして、総体として振り返るとそれら点と点の繋がりが、思いがけず星座のように意味を為すことがあると言います。
本展覧会を通して、作品が発するメッセージを鑑賞者自身の視点で捉えながら、自身の考え方や価値観と結びつけ、
個の「点」がさまざまな「点」と繋がっていくことを実感できる機会になることを願います。
【出展予定作家】(敬称略・姓の五十音順)
ダレン・アーモンド、今坂庸二朗、江上越、金氏徹平、鬼頭健吾、顧剣亨、古賀勇人、小林正人、ライアン・サリバン、
白川昌生、鈴木知佳、滝沢広、アレックス・ダ・コルテ、長田綾美、名和晃平、西村大樹、丹羽良徳、
ソピアップ・ピッチ、廣瀬智央、広瀬菜々&永谷一馬、ジョシュ・ブランド、ベルナール・フリズ、カンディダ・へーファー、
ニール・ホッド、堀内正和、バリー・マッギー、松田将英、松山智一、宮島達男、やんツー、和田礼治郎 など
【開催概要】
T2 Collection「Collecting? Connecting?」展
会期:2024年10月4日㊎~2025年3月16日㊐
会場:WHAT MUSEUM 1階SPACE1 / 2階(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)
開館時間:㊋―㊐ 11時―18時(最終入館17時)
休館日:㊊休館(祝日の場合、翌㊋休館)
入場料:一般 1,500円、大学生/専門学生 800円、高校生以下 無料
※同時開催の展覧会 奥中章人「Synesthesia ーアートで交わる五感ー」 展 の観覧料を含む
※チケットはオンラインにて事前購入可
主催:WHAT MUSEUM
企画:WHAT MUSEUM
特別協力:高橋隆史
URL:what.warehouseofart.org/exhib...
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